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ミッションNo.109

表紙の写真:東ティモール伝統家屋と少年

カンボジア便り

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No.109
東ティモールレポート 1 2 3

 年明け早々に東ティモールへ派遣された2005年度派遣者の佐藤邦子さんからも元気なレポートが届きました。

名古屋教区平針教会 佐藤 邦子

 2006 年1月3日に名古屋空港を出発して、いよいよ派遣地である東ティモールに到着しました。不安と期待が入り混じった出発でした。これから私が体験したこと、また感じたこと、時には自分の祈りになっていることなど、とにかく素直で、ありのままの自分をこの報告でお伝えしたいと思います。
 私は JLMM のミッショナリーとして AFMET(東ティモール医療友の会)に所属することになりました。そして、プライマリーヘルスケアという初期保健衛生教育を中心に行っているプロジェクトのコーディネーターという役目で派遣されました。ここでは、プロジェクトを遂行していくにあたって経理を担当したり、また日本人の看護師さんとインドネシア人のマネージャーとともに共同生活をしていきますので、みんながより快適に、そして元気に仕事ができるようにサポートできることを願っています。また、現地のスタッフとともにプロジェクト以外にもたくさんコミュニケーションをとり、ともに生きていくことができればうれしく思います。そんな夢や希望をもって東ティモール入りをしました。
 

ホームステイが始まった!!!

 AFMET初めての試みとして、私と新しく派遣された日本人の看護師さんは共に首都ディリで語学研修を開始しました。ホームステイ先も決まり、本格的にティモール人の中に入ることが出来た気がします。このホームステイが始まるまでの2週間は活動地を見学したり、また日本人のコミュニティーにご挨拶にいったりと忙しく動いていたため、なかなか東ティモールにふれることが出来ないような気がしていました。やっとテトゥン語を勉強し、そしてそれを少しでも使うことが出来た時、初めて運転免許証をとって車の運転をした時のことを思い出しました。社会に入り込んだ、とでも言うのでしょうか、地元の人達が乗るミクロレットというバスに乗り込むと、汗のにおいがぷーんとし、「ああ、人は生きているんだな」なんて何でも楽しんでいます。

 AFMET のあるロスパロスは電気がありません。それもまたキャンプをしているようで楽しめたのですが、やはり首都のディリに出てきて夜に電気をつけて食事をすることが、どれだけありがたく、そして当たり前のように思っていたか、電気のない空間と、電気のある空間を味わうことが私にとってより東ティモール社会に入り込んだような気がしています。どちらも東ティモールなのですから、どちらも受け入れて、そして楽しんでいきたいと思います。

 今日から始まった語学研修ですが、久しぶりに外国語を学ぶことで別の脳を刺激されたのでしょうか、頭がガンガンしてきます。あせらずゆっくりと、と思いながらも覚えた言葉がすぐに出てこないと自分はなんて情けないのか、なんて瞬間瞬間に思ってしまいます。これもサタンの誘惑なのかもしれません。そういう弱い自分にこれから何度もぶちあたっていくのかな、なんてこのレポートを書きながら冷静に考えています。でも、ステイ先の家族のみんなが今日は私の帰りを待っていてくれて、少なからず習ったことを使ってみると、とても喜んでくれました。今日の夕食はみんなの協力でテトゥン語の復習となりました。

 家族の人達はみんな大学を卒業していて、カテキスタなどをしているとても信仰深い人たちです。私がレイミッショナリーとしてティモールに来た、と話すとさらに歓迎してくれたようです。これから信仰の話などができたらうれしいですね。しかし、彼らは英語がとても上手で今日は夕食時のみテトゥン語の練習であとは英語で話をしてくれました。なるべくそれを避けたいのですが、でも私も彼らともっと早く友達になりたい、と思うとどうしても通じる言葉を使ってしまいます。そういう戦いも待ってい
るのですから、自分のあり方がいかに大切か、というのを実感しています。

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