2012年5月アーカイブ

ミッション147号

145Contents

◆新派遣者よりレポート第1弾・・・・・・・・・・・・・・ 町田春海松本里沙

もっと知りたいMDGs「目標7・環境の持続可能性確保」
 カンボジア・コンポンルアン水上村・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 篠田正司

一般社団法人化について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 事務局

◆東日本大震災 福島活動報告・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 事務局

 2011年度の新派遣者が派遣されて2ヵ月が経とうとしています。今回はモンゴルという初めての派遣地です。厳しい冬がようやく終わりを告げたころでしょうか。新派遣者からのレポート第1弾が届きました。なかなか始まらなかったモンゴル語の授業も4月後半から開始されたようです。

サエンバエノ~? 
(おげんきですか~?) 

東京教区立川教会 町田春海

 主のご復活おめでとうございます!!
 モンゴルに来て約2週間が過ぎました。まだ毎日が刺激的で、新しい出会いや発見がいっぱいです。
 私達の住むウランバートルは、とても小規模なモンゴルの大都会です。地図で見ると私達の住む場所から中心部までは少し離れているように感じていたのですが、歩いて行けてしまいます。ただ、標高が高い(約1300m)せいか、走ったり階段を上っていると息が上がるのが早い気がします。ある日本人のシスターは「日本人は、最初3年間はゆっくり過ごしなさい、と言われた」と私達に教えてくれました。それに従うと、私達は任期終了までゆっくり過ごすことになってしまいます。今の季節は春ですが、毎日晴れているのに気温差が激しいことに驚きます。夜は毎日マイナスまで下がり、昼間は日によってまちまちです。とても温かい日もたまにありますが、風も強いためコートは手放せません。乾燥していて風が強いため、砂埃がすごいです。日没が遅く、夜8時頃までうっすらと明るいです。
凍った川
 私達は今、淳心会のシスターが保有するアパートの一室に住まわせていただいています。室内はセントラルヒーティングが通り、とても温かいです。5月になったら止まるという情報があるので、今はそれがとても不安です...。
 あちこちに小さなスーパーがあり(フィリピンのサリサリストアに似ている)、物も豊富で安いため、生活には困りません。大きなザハ(市場)やショッピングセンターのようなものもあります。ほとんどの物は中国か韓国からの輸入品です。
 モンゴルの人々は、ぱっと見ただけでは日本人と変わりません。私達も街中を歩いているとよくモンゴル語で話しかけられます。モンゴルの人は、挨拶をしても特に愛想が良いわけでもなく、とてもさっぱりとした印象を受けます。何かを尋ねても、わからないとあっさり無視されることもよくあります。もちろん、一生懸命助けてくれようとする人もいます。英語はほぼ通じないのですが、日本語を話せる人が多くて驚きます。何度か助けられました。
 モンゴルに来ているミッショナリーのための新しい語学学校がこの4月から始まる予定になっていたのですが、まだ始まりません。英語のクラスは13日、やっと始まりましたが、肝心のモンゴル語のクラスは本格的に始まるのは来月からになりそうで、少し焦りを感じています。
サエンバエノ~? 
(おげんきですか~?)

長崎教区小ヶ倉教会 松本里沙

 ご復活おめでとうございます!!皆さまお元気ですか?私は元気です。
 3月29日にモンゴルに来て、人生初、桜のない春を過ごしています。ここに来て半月が過ぎましたが、その間に色々な人に会い、色々な事がありました。この紙面でどれだけ伝えられるか分かりませんが、モンゴルの街や、教会で出会った人たちや、なんだこれ!!と驚いたことなど、分かち合えたらと思います。
 初日は、これからお世話になるモンゴルの司教様(フィリピン人)や、シスターたちに挨拶をしました。私たちの派遣先はまだはっきり決まっておらず、6か月の語学研修中に色々なところを見せてもらいながら、私たちに出来そうなことを選ぶという形になります。
徹夜祭
 その後の数日は、生活に必要な物の買い出しや、手続きをして過ごしつつ、主日は司教座聖堂のミサに行って過ごしました。(司教座聖堂は大きなゲルの形です!)
 モンゴルの子ども達はあまり物怖じせずに、挨拶すると「サエン(元気だよ)!!」と笑顔で返してくれます。
 司教様もその周りの方々も教会の集まりによく誘ってくださり、気にかけていただいていることをとても感じます。有難いです。
 私たちのアパートは、ショッピングモールやナランドールザハという一番大きい(そして一番危険)と言われている市場へ歩いてすぐの場所にあります。心配していた野菜も、多分中国産がほとんどですが、お店でちゃんと手に入ります。
 モンゴル料理の店にも入りましたが、ホーショー(?)という、小麦粉の生地で牛肉を包んで揚げたジャンクフードが、すごくおいしいです。
 寒さは心配していたほどではありませんが、約1300メートルという標高のせいか、着いて2・3日は息切れがしたり少しふらついたりすることがありました。今は平気です。
 こちらはやはり日が長く、夜の8時過ぎてようやく薄暗くなってきます。
 復活までの3日間は、シスターたちが司牧活動に行っているシュウウ(『鳥』の意)という小教区に泊まり込みで連れて行ってもらいました。入国してからは、どちらかというとロシア色が濃い街中でしか過ごしていませんでしたが、ここでようやく広々としたモンゴルの大地に出ることができました。

目標7:環境の持続可能性確保 -147

今回も特別企画「もっと知りたいMDGs」として、MDGsの8つの目標の一つでもある「環境の持続可能性確保」について水上村で行われている浄水プログラムを紹介します。

カンボジア・コンポンルアン水上村

京都教区唐崎教会 篠田正司

 
<浄水プログラム>
 水上村では陸地にあるものは何でもあります。しかし、あるようでないものもあります。それは「飲み水」です。水上村は水の上に浮いているので水は沢山ありますが、その水が飲めるかどうかは別問題なのです。湖の水はとても飲めたものではありません。生活することで出てくる、日本ではゴミ箱に捨てるようなゴミから生ゴミ、人間や家畜として飼われている豚の糞尿まで全て湖に捨てられています。さらに日常の移動手段としてエンジン付の船が頻繁に使われているのですが、その船から出てくる油も湖を汚す要因の一つになるのです。その上、トンレサップ湖は乾季と雨季では湖の大きさが3~4倍にも変化するので、水の少ない乾季ではいろんなものが凝縮されて水質はとても悪くなってしまいます。雨季には泳いでいる魚が見られ、水面に雲が移るほどきれいなのですが、油が浮いています。そして乾季になると水が茶色くなり、あおこで覆われた所は緑色になり浮いているゴミも多くなります。

水を買いに来る少女
 2001年3、宗教法人カトリック中央協議会から独立し、任意団体として活動してまいりました日本カトリック信徒宣教者会は2012年4月より「一般社団法人日本カトリック信徒宣教者会」として新たな歩みを始めます。(法人登記2011年3月21日)
 従来の運営委員会は理事会となります。また代表は運営委員長から代表理事と職名が変更されます。活動内容、事務局構成などの変更はございません。
 今後ともどうぞ変わらぬご支援ご協力を賜りたくお願い申し上げます。

代表理事:酒井信明
副代表理事:小林誠
理事:山中努、緒方眞理子、岸野眞理子、大垣俊朗、浜崎眞実、實藤恵利子、漆原比呂志
監事:徳修、眞鍋まり

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