サエン プノー

今年もカンボジアは中国正月の季節を迎えました。
中国正月は、日本でいう旧正月に当たり、中華系、ベトナム系の人々がお祝いをします。
毎年中国正月は、水上村でベトナム人と一緒にお祝いをしていますが、今年は旧正月に入る直前に行われる、「サエン プノー」にも参加することができました。


サエンとは、『お供えする』の意味です。そしてプノーは『お墓』。
つまり、「サエン プノー」とは、お墓参りのことです。
今年は1月20日が、そのお墓参りの時期にあたりました。
朝早く、まだ薄暗い時期から、多くの水上村の人々が、陸地のお寺へと集まってきました。


お墓参りに来ていたファンキーな子ども

お墓参りに来ていたファンキーな子ども


徐々に増えてくる人。7時を過ぎた頃には、すでに墓地は超満員でした。
それぞれの家族は、自分の先祖のお墓をきれいに掃除したり、
お供え物を捧げたり、お祈りしたりしています。
お墓の石が割れていたりすると、それを修理してくれる職人さんや、お墓の盛り土をしてくれる人たちも、たくさん墓地にスタンバイしていました。

土葬のお墓

土葬のお墓

そんな神聖な儀式も終盤になると、爆竹を派手にならしてクライマックスを迎えます。
中国正月にはかかせないアイテム、それが爆竹です。
悪ガキたちや、不良少年などは、お墓参りなどに関心はなく、ひたすら爆竹を人ごみの中に放り投げて遊んでいます。
かなり危険です。

見渡す限りの人と、爆竹の煙

見渡す限りの人と、爆竹の煙

私は外国人ですので、私を見かけると、みんな悪ふざけをし、私に向かって爆竹を投げてきます。
私が知らないうちに、爆竹が足元で次々に爆発します。
耳がキーンとなるし、何よりも驚きます。
始めは我慢していましたが、次第に腹が立ってきた私は、これ以上「サエン プノー」に参加するのをあきらめ、その場を後にしたのでした。
きっと、来年は行きません。ですので、これが最初で最後の「サエン プノー」体験となることでしょう。

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このページは、jlmmが2009年1月27日 16:58に書いたブログ記事です。

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