2006年12月アーカイブ

カンボジア宣教450周年記念式典

12月3日の日曜日、カンボジアのカトリック教会の一大イベントがありました。
「カンボジア宣教450周年」をお祝いする式典です。
カンボジア全土の司祭、修道者、信徒たちが一同に会し、盛大な式典が行われました。
数え切れぬほどの大勢の信徒と共に、教皇大使司式による喜びのミサが捧げられました。
ミサの前には、パパ様(教皇ベネディクト16世)からカンボジアの兄弟姉妹へと書かれたメッセージが読まれました。
パパ様からのメッセージが読まれている時の参列者の集中力はすごいものでした。
 
「言(ことば)は肉となり、わたしたちの間に宿られた」(ヨハネ1章14節)と題されたこの式典。
2000年前に幼子として来られた私たちの救い主は、長い年月を経て(神様にとってはほんの一瞬かもしれませんが)、450年前にカンボジアの地へとやって来ました。
その素晴らしい歴史の節目を祝うこの式典は、「タンコーク」と呼ばれる場所で執り行われました。
ここはカンボジアの首都プノンペンから車で3時間ほどの所にあり、コンポントム州という州に属します。
それにしてもこの「タンコーク」なる場所は、本当に田舎町で、式典の会場となった教会も、教会とはいうものの、それらしき聖堂も見当たらないのです。
だだっ広いステージが建物としての教会のようで、祭壇もありません。周りには田んぼが広がります。
確かに人をたくさん収容できる場所ではありますが、大事な式典、もっと他の場所でも良かったのではないかなあと思ってしまいます。
 
が、しかし。この場所が選ばれたのにはそれなりの理由があったのです。
大事なことは、一時の式典ではなく、脈々と受け継がれてきた、生きた私たちの教会の歴史。
ということで、この式典会場「タンコーク」の謎を解くべく、カンボジアの教会の歴史をごく簡単に振り返ってみたいと思います。どうぞお付き合いください。

生まれ変わり

みなさんは「生まれ変わり」を信じますか?
人間は死んだらどうなるのでしょうか?
死んだらそれでおしまい?
カトリックの信仰を持っている自分でも、眠れぬ夜には、永遠の闇に包まれた死後の世界を想像して恐くなります。
日本人はみなそれぞれ、死後の世界に対する考え方はきっと違います。
 
一方カンボジアは仏教国ですので、カンボジア人の大多数は輪廻転生(繰り返す人生)を信じていると言えます。
人は生まれ変わるということです。
人間に生まれ変わるとは限りません。
動物とか虫とかの時もあります。
死んでからすぐに生まれ変われる人ばかりでなく、成仏できずにさまよう霊魂もあります。
とにかく、全ての人には前世があるのです。
 
そんな信仰の中で、特別な場合があります。
「身近な人に生まれ変わる」という事例があるのです。
カンボジアでは人が死んだら、口紅で体のある部分にしるしをつけます。
それは、その死者が生まれ変わった時に、その人だと分かるようにするためです。

結婚式ラッシュ

半年間の雨季が終わったカンボジア。
11月からは半年間の乾季が始まります。
長かった雨季の終わりを今か今かと待ち望んでいたのは、結婚するカップルです。
 
カンボジアの結婚式のほとんどは、乾季に行われます。
自分の家から道にせり出して、街や村の至る所で結婚式が行われているのを良く見かけます。
こんなに毎日結婚する人がいるものかと驚かされるくらい、たくさん見かけます。
 
特に11月は、雨季の終わりを待ちかねていたカップルがたくさんいて、結婚式がたくさんあります。
自分の住んでいる小さな街でも、大家さんが1日に3回も結婚式に呼ばれるなど、大盛り上がりです。
大家さんの末の妹も結婚するということで、自分もその盛り上がりに便乗することが出来ました。

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