2006年10月アーカイブ

水上村でのお月見

水上村で活動していると、たまにベトナム人ならではのお祭りに出くわすことがあります。
カンボジアの風習ではないけれど、水上村ではベトナム人が多数派。
カンボジアでも、みんな思いっきりベトナムの風習を楽しみます。
 
10月6日は、『お月見』でした。
中国やベトナムの風習だそうです。日本とは少し違いました。
 
水上村の子どもたちが200人(!)ほどが教会に集まったその夜、ベトナム帰りのシスター2人が、ベトナム土産のでっかいお菓子を携えてやってきました。
子どもたちは、一人ひとり手にちょうちんを持ち、太鼓の音色に合わせて踊りました。
ふと外に目を向けると、そのちょうちんを家に飾ったり、水に流したりしています。
水上村いっぱいの灯篭流しは、なんともきれいでした。
 
次の日は、別の場所にある水上村を訪れました。
そこでも、太鼓やシンバルの音色に合わせて、子どもたちが上手に獅子舞をしていました。
水上村に浮かぶ満月を見ながら、たくさんお菓子を頂き、大満足のお月見でした。
 
カンボジアでも来月あたりにお月見があるそうです。
どうやら2度お月見が楽しめそうです。

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ちょうちんをぶら下げて踊る子どもたち。

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みんなお菓子をもらって大満足。

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こちらは別の水上村。いろんなゲームをしてお月見を楽しみました。 

プチュンバン2

カンボジアのお盆を利用して、まるまる一週間をかけて、「カンボジア バッタンバン教区の教会巡りの旅」に出かけました。
お盆の季節、カトリック教会も仏教の習慣に習い、小さい巡回教会でも2、3日に一度、なくなった先祖を思い起こすミサをささげます。
そんなことをパートナーのラーから聞いて、この旅を思いつきました。
司教さんと、たくさんの神父、信徒の方の力を借りて、1プルサート、2バッタンバン、3ニコム、4タプーン、5スヴァイ、6チョムナオム、7パイロン、8クナイロミア、9タヘン、と実に様々な教会を見せてもらうことが出来ました。
貴重な体験をさせてもらいました。毎日が感動と驚き、感謝の連続でした。
来年は、コンポンチャム教区制覇を目指します!

<プチュンバン2>
カンボジア正月と並んで、大いに盛り上がるカンボジアのお盆。
実はカトリック教会も、仏教の習慣に習って、お盆の季節はほぼ毎日、様々な教会で先祖の霊を思い起こすミサを捧げます。
 
自分はお盆の一週間を利用して、合計9個の教会を回らせてもらいました。
それぞれの教会が、実に様々な工夫を凝らして、お盆ならではのミサを捧げていました。
 
人型に切り取った紙に、なくなった先祖の名前を書き込んで祭壇に捧げたり、それぞれの家で作ってきたお盆ならではのご馳走を捧げたり。
 
ある神父さんはこう言いました。
「宗教は違うけれど、お盆の季節は先祖の霊を思い起こす良い機会です。 特にカンボジアの教会は、たくさんの殉教者(司祭、修道者、信徒)の血が捧げられ、今に至っています。 この季節、どうぞお寺帰りに、教会にも来て先祖の思い起こし、その功績に感謝しましょう」と。
 
カンボジアでは、内戦の時代にあまりにも多くの血が流れました。
仏教徒もキリスト教徒も、それ以外の宗教の人たちも(全ての宗教の人のためにミサは捧げられます)、この季節に先祖の霊を思い起こし、感謝することは、カンボジアの地において実に意味のあることなのだろうと、カンボジアに来てまもない自分でも大いに感じることができたプチュンバンでした。

 

トンレサップ湖の学校

これを書いている間、家の前でものすごい音がして外に出てみると、バイクが自転車をはねて横転しているところでした。
あぜんとして見ていたら、バイクがすごい勢いで逃げていきました。
よってきた野次馬は、怒り心頭。「バイクを追え!」とみなが口々に叫びます。
ひかれたのは若い女性。自転車もまっぷたつに折れていました。
 
ひき逃げの一部始終を見たのは生まれて初めてです。
何も出来ず呆然とたっていただけの自分が情けないです。
 
1ヶ月前は同じ場所で3人が死亡する事故が起きました。
カンボジアの主要道路5号線、道はきれいで通りやすいですが、その分スピードが出てとても危ないです。街灯もありません。
ただただ、家の前の安全を祈るばかりです。
 
ちょっと暗くなってしまったので、面白い写真を貼り付けます。

06101605コンポンルアンで自転車に乗る練習。

さて、ホットニュースは、ひき逃げ...ではなく、穏やかな話題です。
 
<トンレサップ湖の学校>
 
カンボジア最大の湖、トンレサップ湖。
乾季の湖の大きさは琵琶湖の4倍ほど。
雨季には湖にメコン川の水が流れ込み、その大きさが3、4倍にも膨れ上がる湖。
 
そんなトンレサップ湖上に、漁をして生活を営む人々が住んでいます。
大小合わせて200近くの水上村がこの湖にはあるそうです。
大きな水上村には、公立の学校もあります。
水上に浮かぶ、船の学校です。
 
そんな学校は前代未聞ですが、水上村のすぐ近くにある陸地の学校も、興味深いものがあります。

プチュンバン1

カンボジアでは9月がお盆(ボン プチュンバン)の季節。2週間近く、いろんなお寺を回って、最終日のプチュントム(22日。プチュンは『集まる』、トムは『大きい』の意味)には、親戚一同が集まってお盆のお祝いをします。
ちなみに、ボンという言葉は、サンスクリット語から来ていて、「祭り」の意味。日本のボンもここから来ています。
 
日本のお盆とは違い、カンボジアのお寺は毎日異様な盛り上がりを見せています。
お正月と並んで、お盆は大切なカンボジアの伝統的習慣。なくなった先祖の霊を思い起こす、大切な行事です。
 
初めてのカンボジアでのお盆。たまたま田舎でホームステイさせてもらう機会があったので、近くのお寺に連れて行ってもらいました。
 
早朝、朝4時。そんな時間にお寺に行って何があるのだと、眠い目をこすりながらついて行くと、そこでは、『ボッホ バイ バン』なる行事が行われていました。
朝4時に、老若男女がわんさか集まっている光景を目の当たりにし、仏教国なのだなと改めて実感しました。
 
『ボッホ バイ バン』とは、小さい握り飯(もしくはクッキーなどのお菓子)を、地面に投げる儀式。
どんな意味があるのかというと、先祖にご飯をあげるとのこと。
でも、天上界に行った先祖ではなく、行いの悪さからプラエット(餓鬼)になった地獄(?)にいる先祖にご飯を上げる行事だそうです。
天上界に行った先祖には、ご飯を投げる必要はなく(空に投げても重力で戻ってきますので...)、お坊さんにご飯をお供えすることで、先祖へお供えしたことになるそうです。

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